1 Coin My Life

白トイプの女の子と認知症の母親との日々

2015-03

退院の日


※備忘のため、記事は発生日付に遡って掲載します。


昨日のレイちゃんが快方に向かう姿を見て少し安心したせいで疲れがドッと出てしまったようで、夕べは割と早くに寝たにもかかわらず朝の9時過ぎまでほぼ9時間、1度も起きることなく眠りこけてしまいました。

おまけに洗濯と掃除も溜まっておりましたゆえ、すべて済ませてレイちゃんを迎えに行ったのは、もう12時近くになっていました。

おまけに病院に着いた頃にはまだ順番待ちの患者ワンニャン達も多く、結局レイちゃんに会えたのはもう1時を回っておりました。


診察室に通された時には、もう点滴もカラーも外されていたレイちゃんが診察台の上で待っておりました。

ワタシの顔を見ると喜びましたが、やはりまだしんどいのかいつものはしゃぎようではありません。

それでも前足をワタシの身体にかけて、一生懸命に甘えようとしていました。


そして先生からの病状の説明がありました。

断定するには更に詳しい検査が必要ですが、おそらくは飲み込んだ金属球による中毒であろうとのこと。

狂ったように暴れたのも、金属中毒による影響があるとも考えられること。

まだ身体から金属の成分が完全に出たわけではないので、まだ肝臓と腎臓の数値が異常なのと、若干の血融の症状が残っているとのことです。

確かに診察台でした嬉ションには若干の血が混じっていました。

しかしそれぞれは改善傾向であり、食事も摂れているので、あとは薬をのみながら自宅療養ができるだろうとのことです。


つまり、レイちゃんは退院が可能になりました!


持ってきたクレートにレイちゃんは素直に入り、薬をもらって受付で精算を済ませて、心配してるおばあちゃん家に向かうこととします。

レイちゃんの入ったクレートの重さも、今はただ心地よく感じます。

実家に着けば、何かいつもと違う様子であることは感じる母親。

それでもレイちゃんの顔を見ると、しばらく会ってなかったことは思い出したようでした。

もちろんレイちゃんも、おばあちゃんの顔を忘れるわけもなく喜んでいました。

おそらく母親はレイちゃんが手術・入院をしていたことは後から思い出したのだと思います。

それよりもトリミングが中途半端になっていることが気になるらしく、「今度はいつ散髪行くの?」と何度も聞いていました。


そしてしばらくワタシが実家にいるといつも言われることは一つ。

ワタシが一緒だとレイちゃんを独占できないし、自分の病気や生活のことを色々と言われてしまうので、母親から外に行くことをお勧めされてしまうのですw

ワタシも買い物があることですし、母親のお望み通り二人を残して外出しました。

ただし、また母親が変に与えないように、オヤツもゴハンも全回収いたしましたが。


用事もそこそこに済ませて実家に帰ると、いつもの通りにワタシの足音に気付いたレイちゃんが扉を開ける前から玄関でお迎えしてました。

ただ、普段ならすごいジャンプ力を見せるレイちゃんですが、さすがにまだそこまでは体力が回復していないようで、立ち上がってワタシに前足をかけるのが今の精一杯のようです。

母親も何度も言い聞かせ、そしてあちらこちらにメモ書きをしておいたせいか、ドッグフード以外の食べ物を与えた形跡はありませんでした。

しかしやはりいくつもの皿に出してしまっていて、これからは一回分ずつ小分けにしておかなきゃならないかなとも思いました。


またしばらくして母親の家を後にしました。

しばらくは散歩もさせない方が良いみたいなので、ずっと抱っこして帰ります。

レイちゃんはワタシのふところで、鼻をクンクン鳴らしてペッタリと甘えています。

改めてレイちゃんの命が繋がったことを感謝しながら歩いていました。

そして家に帰ってもペッタリと甘え続けるレイちゃん。

まだまだ検査数値が正常になるまで予断は許されませんが、災い転じて福となすよう、これからはさらに気をつけていきたいと思います。



もう明日は月曜日。

一年で一番忙しい決算期を迎え、積み残した仕事も相まって恐ろしいばかりです…。

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終日入院


※備忘のため、記事は発生日付に遡って掲載します。


レイちゃんが手術を終え、そして次の朝が来ました。

今日は会社が休みですが、平日とほぼ同じ時間に目が覚めました。

もちろん朝一番に、レイちゃんの面会に行く気持ちが強かったからだと思います。


人間の病院に行く感覚で、開院の約30分前に到着したワタシ。

まだ玄関も開いておらず、その前には予約の順番を記入する紙だけが置かれていましたが、まだ誰も書いてありません。

ちと早すぎたか…。

病院が開くまでの間、近くの公園で缶コーヒーを飲み、スマホを使い、タバコを吸いながら待っておりました。

その姿は不審なおっさん以外の何者でもなく(汗)


診療開始時間5分前に再び病院に舞い戻るとすでに玄関は開いていて、何匹ものワンコやニャンコ、およびその飼い主たちが集まっていました。

もちろんワタシが一番最初の順番であることが待合の表示板に出ておりました。

程なくして呼び出されたワタシ。

診療室ではなく、そのまま入院室に通されました。

さて、レイちゃんはどんな様子かなと覗き込むと、カラーを付けたまま、ワタシの姿を見て喜ぶ姿を見ることができました。



看護婦さんに入院している時の様子を聞きながら鉄柵越しにレイちゃんに話しかけ、顔や手を舐めさせるとずいぶんと元気が戻ってきた感じです。

少しでも視線を外すとワウワウと吠えまして、自分の存在をワタシにアピールします。

うるさくてスミマセンと言うと、ワタシが来るまではほとんど吠えなくてイイコにしてたとのこと。

外面の良さまで回復したようです。


10分ほどのレイちゃんの面会を終えて、先生から説明を受けます。

そして、お腹の中に入っていた異物を見せてもらいました。

それは表面が錆びていて、レイちゃんの噛み跡らしき穴があちこちに空いているが金属の完全な玉でした。

おそらくはパチンコ玉のようです。

はっきりとそうとは断言できませんが、パチンコ玉なら母親の裁縫箱に入っているはずがありませんし、実家にもワタシの家にも落ちているはずもありません。

ふと、一つの記憶がフラッシュバックしました。

確か2~3ヶ月前の散歩のとき、レイちゃんが何やら口に入れてクチャクチャとしていた事がありました。

変なものを食べちゃいけないと思って口から出させようとしましたが、すでに口の中には何もありませんでした。

気のせいかとも思いましたし、しばらくしてもレイちゃんの様子もなんともなかったので、それきりさして気に留めてませんでした。

しかし今にして思えば、それからは吐くことやおしっこの色が濃いこと、またお腹を伸ばすポーズをすることも多くなってたような気がします。


↑お腹を伸ばすポーズ

やっぱりしっかりと見ていれば命の危険にさらす前に気付いたはずだと思うと、また反省しきりになってしまいます。


そして何よりも実家で起こった事故でなかったであろうことに胸をなでおろしました。

レイちゃんを飼っている目的は、何よりもワタシのためではありますが、認知症の母親のセラピーであることも大きいです。

事実、レイちゃんが来るまでは一日中ぼーっとテレビを眺めて過ごすだけだった母親が、レイちゃんのお世話をあれやこれや考えてくれるようになりました。

本当にそうかはわかりませんが、レイちゃんが来てからの母親の症状の悪化は少し和らいだ感じはあります。

とはいえ、自分の食べているものをなんでもあげてしまったり、一日に与えていいゴハンやオヤツの量がわからず、家に帰ったら置いてあった缶詰をほとんど開けてしまっていたこともありました。
(もちろん食の細いレイちゃんは食べてませんが)

ですので最近は毎日一日分だけのゴハンを置くようにしてるように、誤飲しそうなものはできるだけ遠ざけて置くように工夫しなきゃなりません。

母親と犬のどちらが大事というのは愚問ですから。


ひとしきり先生の話を聞いて安心したワタシは、久しぶりにしっかりとした食事をしたくなって、中華料理をがっつりと食べました。

その後は街をぶらぶらしておりました。

そして夕方にはまたまたレイちゃんの面会に行きました。


夕方に会ったレイちゃんはまた少し元気を取り戻したようでした。

いつものことですが、少しお酒臭いと思われたかも?w

またその時に先生に経過説明をしてもらいましたが、最悪は脱したとはいえまだまだ血液の諸数値は良くありません。

しかしこの調子であれば明日には退院できそうですよと言われました。


帰りに実家に立ち寄って、母親に説明のメモ書きを残し、そして自宅に戻りました。

考えればレイちゃんのいない3日目の夜。

明日にはあの可愛いコとまた一緒に眠れることが待ち遠しく思います。


一命をとりとめて手術へ


※備忘のため、記事は発生日付に遡って掲載します。


レイちゃんが危篤になってから一夜が過ぎました。

しかし今日は仕事の日。

この時期でなければ今日ももう一日お休みをもらうのですが、如何せん運悪く年度末間際の超多忙な時。

昨日休んだこと自体が冒険でしたから、世間的にはただか飼っている犬のことぐらいでは休めないわけで。

もちろんワタシの心情的にはレイちゃんの事が心配で仕事どころではないわけですが。


会社に着くと、いつもなら休みの間にフォローを入れてくれる同僚も、自分の仕事で手一杯だったのか昨日一日分のワタシの仕事がほとんど手付かずに残っておりました。

お医者さんからの連絡次第では会社を早引けしなければならないかもしれない状況なので、ただ今は目前の仕事をできるだけ片付けていくしかないわけで。

またこういう時に限ってくだらない用件に時間を取られてしまうことも多くて、イライラが募ってしまいます。


先生から連絡が入ったのは11時頃。

容態は前日よりさらに回復方向に向かっていると言われ、また一安心いたしました。

ただ、またあれから色々と検査をした結果、ホルモンバランス以外に臓器数値の異常と血融症が見られたとのことです。

そしてレントゲン検査をしてみると、レイちゃんの胃の中になにやら丸い金属らしき異物が入っているとのこと。

昨日トリミング中に暴れたこととの因果関係も断定できないながら、おそらくは鉛か銅による金属の中毒、あるいは劇症アレルギーとのこと。

先生はすぐさま近くの内視鏡手術ができる病院に緊急手術の手配をしてくださいました。

ですので、今日は仕事を早く上がり、一路レイちゃんのもとに向かいます。


いったいなぜレイちゃんが金属を飲み込んでしまったのか?

もしそれがボタンなら心当たりがありすぎます。

実家でレイちゃんを預かってもらうとき、しばしば母親の裁縫箱に首を突っ込んで、古いボタンなどを取って行ってガジガジと噛んで遊んでました。

ワタシがいる時であればすぐに奪い取るのですが、母親だけの時であればそのまま遊ばせてしまいかねないわけで。

何回か、変形したボタンが部屋に落ちているのを見たこともありますし。

古ボタンの中には金属製のものもあるわけですので、もしかしてそれかと思っていました。

しかしそれなら、母親がしっかりと管理ができるわけもないので、ワタシが実家の裁縫箱をなんとかしなければなりません。


そうこう考えているうちに動物病院に到着いたしました。

先約の患者ワンコがいたので待合室でしばし待機します。

間も無くワタシの順番がやってきました。

果たしてレイちゃんはどんな様子なんだろうと気が気でなかったですが、診察室に入ると、もちろん元気とまでは言えませんが意識もはっきりしていて、ワタシを見て喜んでいるのがはっきりとわかる程度にまで回復してました!



また倒れる寸前まで狂乱状態だったわけですから、脳にダメージを負っていることも心配してましたが、ワタシを見る目がいつものレイちゃんに戻っていたことにも喜びを隠せません。

もう感極まってしまい、また先生に向かってただありがとうございますと繰り返すだけのワタシ。

少し落ち着いて、先生から検査結果やレントゲンなどの説明をひとしきり受けました。

血液検査でも肝臓と腎臓の数値が著しく悪い数字がでていて、おそらくは今までも血尿や嘔吐をしていたはずとのことです。

そう言われてみれば、よく色の濃いおしっこはしていましたし、吐くこともたまにありましたが、そうとは全く気づかなかったのは反省するばかりです。


説明が終わると、次はレイちゃんの内視鏡手術を行う病院まで行くことになりました。

実はその病院の場所はまさに実家の目と鼻の先でした。

もちろんそこを知らないわけではなかったのですが、ただの小綺麗で高そうな病院としか思ってなくて、そういう環境や設備が整っているところとはつゆ知らず(汗)

中に入ってもまさに人間の総合病院的な雰囲気で、受付の方もとっても丁寧で親切なのに驚きました。


しばし待つと診療室に通されました。

担当の先生は小柄で若いお兄さんでしたが、わかりやすくしっかりと説明をしてくれるので安心いたしました。

とりあえずここで、夜に内視鏡を使って異物を摘出する手術をします。

内視鏡で上手く行けば明日明後日で退院も可能ですが、もしうまく取り除けなければそのまま開腹手術となり、その場合は5日間ほど入院しなければならないとのこと。

そうなると当然の治療費もかさむので、しっかりと同意を求められます。

もちろんワタシには費用のことなんてどうでもいい気持ちしかありません。
(痛くないわけでもありませんがw)

そしてまたここでレイちゃんをお預けすることになりました。

意識不明だった昨日とは違い、やはりワタシが行こうとすると寂しげに吠えてくれました。


まだまだ心配は尽きませんが、とりあえず晩ご飯を買って母親の家に向かいました。

母親もようやくレイちゃんが病気で入院したこと、そして近々の生命の危険は去ったことを認識できたようで、何度も同じ事を聞いてはしまいますが、一応は安心してくれたようです。

ただ難しいのは、今の母親ではまたレイちゃんが何かを誤飲させてしまうかもしれないこと。

でも、それはいくら言い聞かせても仕方がないことなので、これからはワタシが気をつけるしかありません。


母親と食事をした後、レイちゃんのいない自宅に帰り、病院からの手術終了の連絡を待つだけです。

夜の10時を迎えようとした頃、携帯が鳴りました。

内視鏡手術で無事摘出が成功し、問題なく麻酔からも覚めたとのこと!

これでまた一つ、レイちゃんの命の危険が去りました。


ただ飲み込んでいたものはどうやらボタンではなく、完全な球体の重い金属とのこと。

レイちゃんが飲み込む前に噛んで遊んでたような跡があり、また胃酸で錆びているのではっきりと何かであるとはわからないとのことでした。

とりあえず明日朝に面会に行き、その時に詳しい説明と、その飲み込んでいたものが何かを確かめることにします。

みなさんにもご心配をおかけして申し訳ありません。

一時危篤


※備忘のため、記事は発生日付に遡って掲載します。


大変にショックな出来事が起こりました。


今日、ワタシは会社を休み、久しぶりにレイちゃんをトリミングに連れて行きました。

実は昨日、仕事の関係もあって帰宅が深夜になってしまい、レイちゃんを母親の家にお泊まりさせていました。

朝に母親の家に迎えに行くと、いつも通りに喜ぶレイちゃん。

少し遊んで排便を済ませてから、キャリングケースに入れて店に向かいました。


今回のトリミングのお店は、ペットショップに併設された、レイちゃんにとっては約8カ月ぶりの所です。

予約の関係もあり、いつも行っているレイちゃんを買った店とは違うところになってしまいました。

そこでいつものようにレイちゃんをお店に預け、その間は近所をブラブラしておりました。


そして預けてから一時間半ほど経ってから、お店から電話がかかりました。

そんなに早く終わるはずはないのでおかしいなと思って電話をとると、なんでもドライヤー中に暴れ出して手もつけられなくなったとのことです。

電話の向こうでは大声で吠えまくるレイちゃんの鳴き声が聞こえます。

もしかしたらいつもとは違う状況でのトリミングになってしまったので、何かが気に障ってパニックを起こしてしまったのかと思ってました。

その店のトリムコーナーの近くには、フェレットやハムスターなどの小動物を置いている所があることですし。

あわてて店に行くと、ワタシの顔を見てもまったく落ち着く様子の無いレイちゃんがいました。

ワタシが抱き上げても、まだそこから逃げようとさらに暴れ続けます。

なんとか騒ぐレイちゃんをキャリーバッグに押し込んで家まで帰ったのですが、家についてもまだ狂ったように身体をあちこちにぶつけながらも走りまわるレイちゃん。

走り方からすると突然目が見えなくなったというわけでもなさそうなので、このまま疲れて落ち着くまで待っておこうと思いました。


30分ほどして、思惑通りにやや落ち着きを取り戻してきたように思っていたら、突然レイちゃんが四肢を強張らせたまま倒れてしまいました。

すでに意識もないようです。

あわててレイちゃんを抱き上げて、何も持たずに近所の動物病院に向かうも、あいにく休診日で、中には誰もいない様子。

他を探さないとと、家に戻ってパソコンを叩く。

そこで見つけたのは「てんかん」の症例。

倒れた時の状況がよく似ていたので、それなら意識が回復するまで動かさない方が良いと書いてあったので、注意をはらいつつ様子を見ることにしました。


おぼろげながら意識が戻り、時折呼吸が荒くなったり、手足をばたつかせたり、キューンと苦しそうな声をあげてるものの、ずっと口を半開きにしたまま横たわってるレイちゃん。

そのままかれこれ3時間ほど経ち、また少し落ち着いた様子になりましたが、まだ意識がはっきりと戻る様子がありません。

もしかしてずっと同じ姿勢で寝ているのも苦しいかと体勢を裏返してみたところ、レイちゃんの口の中がカラカラに乾いていることに気付いたワタシ。

やはりこれは放っておいてはならないと思い、ようやく比較的近い動物病院に電話がつながりました。

先生の見立てではその症状はてんかんではないだろうので、すぐに連れてきてくださいとのこと。

あわててタクシーを呼び、その病院に連れて行きました。


病院についてすぐに診てもらえると、心拍数も血圧が下がり、非常に危険な状態とのことで、注射と点滴が始まりました。

その様子を見ながら、なんでもっと早く連れてこなかったのだろう、これでレイちゃんが死んだらどうしようと自責の念にかられるだけのワタシ。

一通りの応急措置が終わり、先生に説明していただいたことによると、まだ原因の特定はできないがショック症状が起きていたということ、トリミングで暴れた事との因果関係もまだはっきりしないということです。

とりあえずしばらくは経過観察しなければならないとのことなので、すべてを先生にお任せして、ワタシは帰って先生の連絡を待つことになりました。


そう言えば、デイケアに行っていた母親も帰ってきている時間になっています。

母親もいつもは家で留守番をしているはずのレイちゃんがいないことに戸惑っているかもしれません。

電話をかけて説明してもやはりはっきりと理解はできないようですが、レイちゃんが危篤になって病院に担ぎ込まれたことはやっとわかってくれました。

母親もこの時は心配で涙声になっていましたが、その後はやはり忘れていて、しばらくは何度も同じ話を繰り返すことになりましたが。


その夜8時頃に先生から電話がありました。

まだ安心はできないが、担ぎ込まれた当初の状態からは回復傾向にあり、今はまだ横たわってはいますが、首を持ち上げて周りを伺う素振りが出てきたとのことです。

それを聞いた瞬間、何度もありがとうございますと繰り返してしまうワタシ。

さらにもう少し聞くと、簡易血液検査ではあるホルモンが相当の異常値を示していて、おそらくなんらかのトラブルで循環器系が上手く働かなくなったのが意識不明になった一次的な要因であるとのことです。

あくまでも推測ということですが、トリミング中にそれほど暴れたのは、ストレスが劇症反応を引き起こし、苦しくなったがゆえかもしれないということです。

当然のことながら、レイちゃんは今晩は入院となる運びになりました。


先生の説明にひとまず胸をなでおろしたワタシではありますが、いかんせん直接レイちゃんを見ていないので、心配の気持ちが止まりません。

それでもようやく自分の空腹感を感じることができました。

朝からほとんど何も食べてなかったのですから。

それでもがっつりと食べられる気分でもなく、近くのコンビニでビールとつまみを買って食べた後、ワタシ自体も気絶するように寝入ってしまいました。


そしてこの日から、レイちゃんの入院と闘病が、始まることとなりました。



ウチのナッツ姫

大韓航空のナッツ姫やら、大塚家具の長女社長やら、財閥系の娘の気の強さがやたらとクローズアップされている昨今です。

それでは、我が蘭爺財閥(?)の一人娘、レイちゃんにつきましてはと言うと…

非常に評価に悩むところではあります。


ワタシに対しては非常にワガママっぷりを発揮いたしますが、ウチの母親にはあまりそうでもなく、よその人には「すごく大人しいコね」と言われるばかり。


どれが本当のキミなんだい?w


まぁそれは、言うに及ばずワタシに見せる姿なんでしょう。


実際にお店からレイちゃんを引き取った時、お店のベテランの担当の方から「このコは相当ヤンチャですから、しっかりとしつけてくださいね!」とまで言われてしまってました。

こんな可愛いコが少々ヤンチャしても大したことないだろうとたかをくくっておりましたが、パピィの頃には言うことの聞かなさとイタズラの多さに辟易とした時期もありました。

日中預かっている母親までもが、
「こんな乱暴なコ、もう預かれない!」
と、癇癪を起こしたことさえありました。
(翌日になればそう言ったことさえ忘れる程度ですが)

それこそ一年で何百匹ものワンコを見ている店員さんの言う事ですから、その目に狂いはなかったということですね。


そのころはワタシもしつけをどうしたら良いかもわからず、レイちゃんを軽く叩いたりサークルに閉じ込めたりと若干の体罰のようなこともしてしまってました。

もしかしてワタシはワンコを飼う資格も能力もないのではないか?と、軽い育児ノイローゼになりかけてもおりました。


しかし、その風向きが変わってきたのが3回目のワクチンが終わってからでした。

まずはお散歩に行けるようになったことで、レイちゃんの運動ストレスが軽減されたことと、それから不安なお外の世界にいると、いかにワタシが頼りになる存在であるかがわかってきたのでしょうw

そしてトリミングが完了すると、モサモサの野生動物のような風貌からカワイイお顔と長い手足が出てきたことで、ウチの母親も昔のロミィちゃんを思い出したのか、レイちゃんに対しての不満がほとんど出なくなりました。


結局、ワンコがワガママであるというのなら、飼い主はそれ以上にワガママであるという事だと思います。

大して実害の無い程度のことで、ワンコを叱るのは良くないことだということにも、なかなか気付く事もできないままでしょう。

今はレイちゃんも、ワタシにどんなにイヤなこと(スリッカーとか)をされても、本当に指に穴が空くほど噛み付くこともないわけです。

しつけはそれこそ単なるテクニックではなく、本当にワンコを理解してあげようとする気持ちがあれば自ずからそのコの行動の意味がわかってきて、どうすればいいかもわかってくるのだと思います。

それを甘やかしていると言われるのであれば、それまでなのかもしれませんが。

少なくてもウチでは、レイちゃんも手をつけられないほどワガママでもなく、至極良好な関係を築けていると今では思えるようになりました。



ワンコという生き物を飼う以上、ある意味予測の付けようもない判断を求められるわけです。

言い換えれば、すべて自分の期待やイメージ通りに行くわけもないということです。

だからこそ気持ちの通じ合った瞬間は、この上ない喜びを感じてしまうのもワンコ飼育の醍醐味なんだと思います。

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プロフィール

Author:蘭爺
【主な登場人物】

・Ray(レイ)
2014年1月30日沖縄県糸満市生まれ
白トイプードルの女の子(未避妊)
体重4.2kg
甘えたでビビりな性格

・蘭爺(らんじい)
xxxx年5月生まれの人間のオッサン
転勤で日本各地にて長く独身生活を満喫していたが、母親の介護対応のため13年ぶりに大阪に舞い戻る
2014年4月26日、長年の夢であったワンコとの暮らしが始まる

・おばあちゃん
昭和1ケタ生まれの蘭爺の母親。
気丈で家事ならなんでもこなすスーパー主婦であったが、2008年秋頃から認知症を患い始める。

☆当ページはペットブログの方であればリンクフリーです。
その際はご一報いただければなお嬉しいです。

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